東京で中国人留学生が「変臉」を披露しギャラリーを魅了

人民網日本語版    2018年2月12日(月) 22時0分

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東京豊島区のある満員の西洋レストランで9日夜、日本大学に留学している中国人留学生・王文強さんが中国四川省の伝統芸能「変臉(へんれん)」を披露し、ギャラリー30人以上を魅了した。

東京豊島区のある満員の西洋レストランで9日夜、日本大学に留学している中国人留学生・王文強さんが中国四川省の伝統芸能「変臉(へんれん)」を披露し、ギャラリー30人以上を魅了した。中国伝統劇の衣装を身にまとって、マジックのような技巧と舞踊を披露した王さんに、大きな拍手が巻き起こった。終了後、王さんは日本語で「変臉」の起源と「手のうち」の一部を紹介し、ギャラリーはその文化に対する理解を深めた。新華網が報じた。

東京で働いている小林さん(女性)は取材に対して、「変臉はとても不思議。多くのサプライズや面白さがあり、この中国の伝統アートがとても気に入った」と話した。

安徽省出身の王さんは子供の頃から、中国の5大演劇・黄梅戯(こうばいぎ)を独学し、その後、四川省で弟子入りして「変臉」を学んだ。現在は日本大学で日本の歌舞伎と中国戲曲の比較研究を主に研究している。そんな王さんは取材に対して、「日本で『変臉』のショーを100回以上してきた。3月に卒業してからは起業して、中日文化交流に携わりたい」と語った。

今回のイベントを主催した池内巴里さんは、「ほとんどの日本人が中国の『変臉』を知らない。また、中国人のことを誤解している日本人も多い。このようなショーを通して、日本人に中国文化独特の魅力を知ってもらい、さらに両国の国民の友好交流を促進したい」と説明した。

その他、池内さんは中国のジャスミン茶の入れ方を披露した。優雅な雰囲気の白の漢服や精巧な作りの茶道具などから、中国のお茶の作法の美しさが醸し出されていた。池内さんは中国の茶文化に造詣が深く、日本で中国のお茶の作法をPRしたり、日中文化友好交流関連の仕事をしている。「今まで中国を105回訪問し、中国の名茶の産地を巡ってきた」と池内さんは語った。

今年4月、池内さんと王さんは埼玉県川越市の「あいアイ美術館」でも共演し、日本人に中国文化の独特な魅力を伝える計画だという。 (編集KN)

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