香港のバス横転事故で中国政府機関が即座にアクション、習近平政権下の香港管理強化の現れか―仏メディア

Record China    2018年2月12日(月) 13時10分

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11日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、香港で2階建てバスが横転して19人が死亡する事故が発生したことについて、中国政府が声明を発表したことを報じた。

2018年2月11日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、香港で2階建てバスが横転して19人が死亡する事故が発生したことについて、中国政府が声明を発表したことを報じた。

10日午後6時ごろ、香港北部・新界地区の幹線道路を走行していた2階建てバスが横転。19人が死亡し65人が負傷した。死者19人は、2003年に死者21人を出した2階建てバス転落事故に次ぐ、香港史上ワースト2の交通事故だという。

記事は、香港警察当局がドライバーを危険運転致死の疑いで逮捕し、香港政府がバス運行管理の安全性に対する調査に乗り出すことを決定したほか、中国中央政府の駐香港連絡弁公室が事故発生直後に死者への哀悼と、必要であればあらゆる支援を行う意向を示す声明を発表したことを紹介。また、国務院香港マカオ事務弁公室も香港政府にお見舞いのメッセージを送ったとした。

そのうえで「03年の史上最悪の交通事故では、香港連絡弁公室や香港マカオ事務弁公室などの中央政府機関は声明を出さなかった。これまで一国二制度を尊重し、香港の事柄に対する発言が極めて少なかった中央政府が、習近平(シー・ジンピン)政権になってから香港への管理、統治を強め、香港担当機関が声明を多く出すようになったとの指摘が以前から出ていた」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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