2011年12月9日、新浪娯楽網によると、著名な映画製作者テレンス・チャン（張家振）とジョン・ウー監督が新作映画「生死恋」の制作で再びタッグを組み、チャン・ツィイー（章子怡）とすでに出演契約を交わしたことが分かった。

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先日、「レッドクリフ（赤壁）」や「変臉」など数多くの作品が出品された「アジア映画博覧会2011」にて、テレンス・チャンがこの10年間最も活躍した製作者に贈られる「10年最優秀製作者大賞」を受賞し、インタビューを受けた際に語ったもの。ジョン・ウー監督と合作する映画のタイトルを原題「太平輪」から「生死恋」に変更したことも明かした。

ジョン・ウー監督は「バイオレンス映画の大家」と呼ばれるが、テレンス・チャンによると今作のポイントはジョン・ウー監督によるアクションシーンではなく、ストーリーそのものにあるという。テレンス・チャンは「アクション映画ではない抒情的な恋愛映画の『生死恋』はジョン・ウーにとって一皮むけた作品となるだろう。戦争シーン、特に船が沈没するシーンは迫力があるが、最も重要なのは場面ではなく感動的なストーリーと魅力的な登場人物にある」と語った。

配役にはチャン・ツィイーがすでに決定しており、王●玲（ワン・フイリン、●は草かんむりに恵）による脚本で来年2月にクランクイン予定。演出のジャ・ジャンクー（賈樟柯）は「映画館のヒーロー時代に帰ったようで非常に楽しみ」とツイートしている。（翻訳・編集/中原）