2018年2月7日、台湾メディアの自由時報は、9日に韓国で開幕する平昌冬季五輪のオフィシャルパートナーを務める韓国のサムスン電子が、五輪特別仕様のスマートフォン「ギャラクシーノート8 オリンピックエディション」を五輪に参加する選手と国際オリンピック委員会（IOC）関係者全員に計4000台提供することについて、「北朝鮮とイランの選手はただ見るだけで手にすることはできないようだ」と伝えている。

記事が韓国・聯合ニュースの報道を引用して伝えたところによると、平昌五輪組織委員会はこのほど、北朝鮮の選手22人とイランの選手4人に五輪仕様スマホを提供しないことを明らかにした。

ぜいたく品や軍事目的に利用可能な製品の提供を禁じた国連安全保障理事会の制裁決議に違反する可能性があるためだという。

ギャラクシーノート8のオリンピックエディションには、五輪をテーマにした専用待ち受け画面と競技情報などが確認できるアプリが搭載されているという。（翻訳・編集/柳川）