2011年12月3日、フィリピン英字紙インクワイヤラーによると、フィリピン海軍は同日、パラワン島南端付近で違法操業していた中国人漁民5人を拘束した。4日、人民網が伝えた。

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フィリピン海軍の発表によると、パラワン島南端付近で違法操業中の中国漁船群が発見され、海軍巡視艇が急行した。1隻の拿捕には成功したが、残る船団は取り逃したという。拿捕した漁船には5人が乗り込んでいたが（一部報道では6人）、いずれも中国海南省出身だった。

船上には絶滅危惧種として漁が禁じられているウミガメが積まれていた。海軍が海に逃したという。フィリピン政府は領有権問題がある南沙諸島での摘発を、外交問題が起きないよう「パラワン島付近」と言い換えることがある、と人民網は指摘している。（翻訳・編集/KT）