メンバーの腕に「旭日旗タトゥー」、初訪韓する米ロックバンドに韓国ネットで非難殺到=「日本に行けば?」「公演をキャンセルすべき」

Record China    2018年1月30日(火) 12時30分

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29日、米ロックバンド・OneRepublicの初の来韓公演決定に喜ぶファンが多い中、メンバーの腕に刻まれた「旭日旗タトゥー」が物議を醸している。資料写真。

2018年1月29日、米ロックバンド・OneRepublic(ワンリパブリック)の初の来韓公演決定に喜ぶファンが多い中、メンバーの腕に刻まれた「旭日旗タトゥー」が物議を醸している。韓国・毎日経済が報じた。

公演は今年4月27日、ソウル・オリンピック公園内のオリンピックホールで開催される予定。しかし、韓国のネットではボーカルのライアン・テダーの腕の「神棒」と書かれたタトゥーが問題になっているという。

記事によると、2008年に大阪で「神の意志」という意味の「神捧」という文字と日本の旭日旗模様のタトゥーを腕に刻んだそうだ。SNSにも投稿し、当時一部のファンから「ナチスのハーケンクロイツと同じ戦犯旗だ」との指摘を受けていたが、これを消さないどころか、昨年には背景に波模様のタトゥーを追加、韓国ネットユーザーの反発を買った。

これを受け、公演を開催する「現代カード」側は「欧米ミュージシャンの場合、戦犯旗(旭日旗)の意味を正確に認識できていない場合が多い」と釈明。「アーティスト側に韓日の歴史に対する認識と戦犯旗の意味、国内のファンの懸念と否定的な世論について十分に伝えた。今回の公演においてはタトゥーの露出はないものとみられる」と明らかにしている。

これに対し、韓国のネットユーザーは「公演中に戦犯旗が刻まれた腕を振りながら歌っているのを見たくない」「戦犯旗タトゥーで来韓?韓国のファンはいらないという意味じゃないの?」「なら日本に行けば?」など冷ややかな反応を見せている。

さらに、招待した現代カードやファンに対しても「金に目がくらんだか…」「見に行く人は『頭が空っぽ』ということを自ら証明するようなもの」など非難の声が及んでいる。

その他にも「まだまだ知らない人が多い。もっとネットに掲載して事実を広めるべき」「長期的にみたら公演をキャンセルした方が企業にとってもかなり利益がある」などと提案するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)

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