インドに新幹線を売り込む日本政府、強みは「安全性」と「正確性」―米華字メディア

Record China    2011年11月3日(木) 12時50分

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1日、インド政府が計画している高速鉄道建設で、日本の国土交通省は新幹線の採用に向けて、その正確性と安全性を武器に積極的なセールス活動を正式に開始する。写真はニューデリーの鉄道駅。

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2011年11月1日、日本の国土交通省とインド政府外交筋の情報によると、好調な経済発展で都市間の人的移動が増加しているインドの高速鉄道建設構想に向けて、日本政府が新幹線技術の売り込みを正式に開始することが分かった。米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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日本は新幹線の「安全性」と「正確性」を積極的にアピールし、当初優位と言われていた欧州勢を追い抜く構え。ブラジルやベトナムにも新幹線技術を売り込んでいる日本だが、鉄道大国といわれるインドの受注を獲得できれば、日本国内の関連産業は一気に活気づくことになる。

今年7月に中国で発生した高速鉄道事故は、インド国内の鉄道安全意識の向上をもたらした。インド政府は日本の新幹線技術を高く評価している。国土交通省の関係者は11月上旬にJRの技術者とともにニューデリーへ出向き、鉄道相などに売り込む予定。東日本大震災後、瞬く間に復旧した東北新幹線は「災害に強い日本の新幹線」を示す絶好の事例になるとみられる。年内に行われる野田首相の訪印でも新幹線が話題に上る見込み。(翻訳・編集/本郷)

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