米国に留学する高校生の数、5年で100倍以上増える―中国

Record China    2011年11月2日(水) 9時54分

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10月31日、中国で子どもを高校から米国留学させる親が増えている。この5年で100倍以上も増えたという。写真は北京のインターナショナルスクールの生徒たち。

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2011年10月31日、中国で子どもを高校から米国留学させる親が増えている。この5年で100倍以上も増えたという。北京日報が伝えた。

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先週末に北京で開催された留学フェアには米国、カナダ、スイスなどの全寮制高校の関係者が多数押し寄せ、熱心に募集活動を行った。会場を訪れた生徒や親は1000人近く。小学生や中学1年生の姿も見られた。中国では米国への留学生の若年化が進んでおり、高校から米国に留学する中国人学生はこの5年で100倍以上も増加した。

留学フェアは今年で6年目。昨年より20校少ない40校余りが参加した。参加校が少なくなった理由について、フェアを主催した北米ボーディングスクール協会(TABS)は「希望者が増えたため、こちらからわざわざ出向く必要がなくなった」としている。

米国の全寮制高校の学費は年間約5万ドル(約390万円)。これほど高額にも関わらず、留学した人の数は2005〜2006年の65人から2010〜2011年は6725人と5年で100倍以上も増えた。その背景には中国の厳しすぎる受験戦争もあるようだ。ある保護者は「中国の教育は子どもへの負担が大きすぎます。外国で個性を伸ばす教育を受けさせたいと思っています」と話した。(翻訳・編集/NN)

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