拿捕された中国漁船、1隻が罰金支払い釈放、残る2隻は交渉中―韓国

Record China    2011年10月26日(水) 4時35分

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24日、韓国の排他的経済水域(EEZ)内で不法操業していたとして拿捕された中国漁船3隻のうち1隻が罰金を支払い、釈放されていたことが分かった。写真は中国の漁船。

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2011年10月24日、韓国の排他的経済水域(EEZ)内で不法操業していたとして拿捕された中国漁船3隻のうち1隻が罰金を支払い、釈放されていたことが分かった。25日付で新京報が伝えた。

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韓国の在光州総領事館の職員が明らかにした。それによると、拿捕された3隻のうち1隻が罰金を支払い、23日に釈放された。残る2隻は拘束されたままで、領事館の担当者が韓国側と釈放に向けた交渉を行っているという。

拿捕されたのは30トン級の漁船3隻。22日、韓国南西部の全羅南道可居島から西に約30キロ離れた海域で海洋警察のヘリに発見された。中国漁船は3隻を連結させスコップや棍棒を手に抵抗したため、ヘリが催涙弾や閃光弾を使用した。拘束された船員は計31人。

中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は23日、「暴力行為は慎んでもらいたい。拘束された船員の安全と合法権益を保障するよう求める。中国側は事態の進展を注視していく」と表明した。

また、朝鮮半島問題に詳しい上海国際問題研究院の于迎麗(ユー・インリー)氏は、昨年の韓国哨戒艦「天安」号事件と延坪島砲撃事件以降、韓国国内で北朝鮮側に加担する中国に対する不満が高まっていると指摘。中国に対して強硬姿勢をとるよう求める声も上がっており、こうした空気が事件の処理に何らかの影響を及ぼす可能性もあるとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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