中国の李克強副首相が北朝鮮と韓国訪問へ、朝鮮半島への新たな外交攻勢か―SP華字紙

Record China    2011年10月25日(火) 10時11分

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23日、中国の李克強副首相が北朝鮮と韓国の訪問に出発した。この日平壌入りした李副首相は空港で「北朝鮮が韓国や米国との関係改善に努め、6カ国協議再開に積極的であることを称賛する」とする書面談話を発表した。写真は平壌の中朝友誼塔。

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2011年10月23日、中国の李克強(リー・コーチアン)副首相が北朝鮮と韓国の訪問に出発した。この日平壌入りした李副首相は空港で「北朝鮮が韓国や米国との関係改善に努め、6カ国協議再開に積極的であることを称賛する」とする書面談話を発表した。24日付でシンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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中国国営新華社通信によると、李副首相は朝鮮労働党中央委員会と北朝鮮政府の招へいを受け、23日から公式友好訪問を開始した。平壌空港に到着した同副首相は書面談話を発表し、「中朝は山水相連なる仲の良い隣国。中国側は北朝鮮と各方面での交流や協力を深め、両国人民にさらなる幸福をもたらしたい」とした上で、「中国側は北朝鮮が韓国や米国との関係改善に努め、6カ国協議再開に積極的な行動を取っていることを称賛する。引き続き朝鮮半島の非核化と地域の平和、安定、発展のため、貢献していきたい」と表明した。

中国外交部によると、同副首相の今回の訪問の目的は朝鮮半島および地域の平和と安定の維持。同部の張志軍(ジャン・ジージュン)副部長は「北朝鮮側と政治面での意思疎通を強化し、互恵協力を深め、人文交流などを推進すること」と話した。同副首相の外交手腕が問われるほか、朝鮮半島への新たな外交攻勢の始まりと指摘する専門家もいる。

北朝鮮訪問は25日まで。滞在期間中、李副首相は同国首脳と会談し、中朝関係や国際情勢について意見交換する。このほか、錦綉山記念宮、中朝友誼塔などを訪問し、農業、教育分野も視察する予定。(翻訳・編集/NN)

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