卵の白身がゴムのよう、市民から「ニセ卵ではないか」との声―山東省済南市

Record China    2011年10月18日(火) 19時38分

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17日、山東省済南市の男性がこのほど市場で卵を購入したところ、黄身は卵スープのような状態で、白身はゴムのような異常な状態だった。男性は「ニセ卵」ではないかとしている。写真は07年8月、河南省の業者が明かしたニセ卵の製造過程。

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2011年10月17日、斎魯晩報によると、山東省済南市の男性が市場で卵を購入したところ、黄身は卵スープのような状態で、白身はゴムのような異常な状態だった。男性は「ニセ卵」ではないかとしている。

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済南市に住む王さんは数日前、市内の市場で500gあまりの卵を購入した。見た目は何ら普通の卵と変わらなかったが、帰宅して料理する際に卵を2つ割ったところ、黄身と白身が混ざり合った状態だった。男性は卵が傷んでいるのかと思い、すぐに捨ててしまったという。ところが、翌日別の卵でゆで卵をつくって殻を割ってみると、黄身は固まっていないが、白身はゴムのように硬く、歯が立たなかった。

市場で購入したという卵を実際に記者の前で割って観察すると、殻の内側が黄ばんでおり、薄皮は殻の裏側に張り付いているように見えたほか、黄身と白身が混ざった状態で、白身は粘りけがなく、水のような状態だった。割る前の状態で振ってみると、中で何かが動いているような音が聞こえた。さらに、王さんは市場で買った卵を茹でて見せ、黄身と白身が混ざり合った状態のまま、黄身はまったく固まらないのに、白身はゴムのように硬くなっているのが確認された。

王さんはニセ卵ではないかと通報したが、卵を売った店の関係者はまだ見つかっていないという。山東軽工業学院食品・生物工程学院の教授は、長期間放置した卵がそうした状態になる可能性はあるが、検査をしてみないと本物の卵かニセ卵か詳しいことはわからないと話している。(翻訳・編集/岡田)

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