中国当局、レアアースの違法採掘に対する取り締まりをさらに強化―米メディア

Record China    2011年9月30日(金) 6時48分

拡大

27日、米メディアは中国がレアアースの違法採掘に対する取り締まりをさらに強化しようとしていると報じた。写真は中国内モンゴル自治区包頭のレアアース採掘場。

(1 / 4 枚)

2011年9月27日、AP通信は「中国はレアアースの管理をさらに厳格化しようとしている」と題した記事を掲載した。環球網が伝えた。以下はその内容。

その他の写真

中国国土資源部は戦略的に重要な意義を持つレアアースの違法採掘や販売に対する取り締まりを強化するよう各地方当局に通達した。中国のレアアース輸出量は世界の97%を占めるが、「持続可能な健全な発展」のため、この割合を大幅に減らす方針を打ち出し、各国メーカーの警戒を引き起こしている。

今回、重点的に取り締まりが行わるのは内モンゴル自治区、山東省、四川省の3地域。だが、違法採掘に対する取り締まりはすでに始まっているはずで、再びこうした通達が出されたことは逆に考えればそれが徹底されていなかったことを意味するともいえる。

中国には世界の30%のレアアースが眠っているといわれている。米国やカナダ、オーストラリアにも埋蔵されているが、90年代、中国の低コストのレアアースが市場に氾濫したため、彼らは採掘を止めてしまった。最近ようやく北米の会社が再び生産を開始したが、中国の輸出制限のせいで価格の高騰が続いている。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携