インドとベトナムが南シナ海でガス田共同開発へ、中国は「反対」を表明―中国紙

Record China    2011年9月17日(土) 5時29分

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16日、インドのクリシュナ外相とベトナムのミン外相がハノイで会談し、南シナ海の天然ガス・石油の共同開発に向けた協議を行った。中国はこれに対し、「反対」を表明している。写真は南シナ海の油田。

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2011年9月16日、インドのクリシュナ外相とベトナムのミン外相がハノイで会談し、南シナ海の天然ガス・石油の共同開発に向けた協議を行った。中国はこれに対し、「反対」を表明している。新京報が伝えた。

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記事によると、インド外務省は「中国がこの件に関心を寄せているが、我々はベトナムが言う通りに事を進める。すでに中国側にもこの立場は伝えてある」と述べた。共同開発を予定しているガス田は南シナ海のベトナム沖海底にあり、インドの天然ガス会社がベトナムから開発許可を受けた形。インド外務省は「ベトナム政府は1982年の国連海洋法条約に基づき、ガス田の領有権を所有している」としている。インドメディアは「中国とベトナムの南シナ海紛争にインドが初めて巻き込まれた」と報じた。

これに対し、中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は「中国は一貫していかなる国も中国が管轄する海域でガス田開発を行うことに反対する」との立場を表明。中国の南シナ海での領有権、権利、主張は長い間の歴史の過程で形成されたものだと強調した。(翻訳・編集/NN)

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