“ダークホース”野田佳彦氏が民主党の新代表に、尖閣問題では強硬派―中国メディア

Record China    2011年8月29日(月) 17時32分

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29日、中国新聞社は日本の次期首相となる民主党の新代表に野田佳彦財務相が選出されたと報じた。写真は中国メディアが作成した民主党代表選の解説図。

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2011年8月29日、中国新聞社は日本の次期首相となる民主党の新代表に野田佳彦財務相(54)が選出されたと報じた。

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記事は、投票前は海江田万里経済産業相と前原誠司前外相が最有力候補と見られており、野田氏はダークホース的存在だったと紹介。ちょうど欧米の財政危機により円高が進み、復興への影響が懸念されていた時期に財務相として頻繁にテレビに登場し、「断固たる措置をとる」など市場介入も辞さない態度を見せ、「スゴ腕」のイメージを植え付けたことも追い風になったと指摘した。

また、自公との連立問題では「まずは頭を下げ、お願いするところから」と述べ、自民党幹部の賛同も得ているほか、増税実施と原発継続でも自民党の谷垣総裁と考えが近い。菅首相は結局ゴタゴタしか残さなかったが、後任の野田氏が大連立を実現させ、復興を軌道に乗せることができれば、それこそが今回の首相交代劇における最大の収穫だと記事は伝えた。

野田氏は早稲田大学政治経済学部卒業。松下政経塾の第1期生で、今回の代表選で争った前原氏の先輩にあたる。そのため、前原氏は第1回目の投票で敗れると野田氏支持を表明。馬淵澄夫前国土交通相と鹿野道彦農林水産相も野田氏を支持した。父親は陸上自衛隊第一空挺団の隊員。尖閣諸島問題では強硬姿勢を示している。(翻訳・編集/NN)

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