<レコチャ広場>外食に“マイ油”持参は官僚の特権、我々はどうすればいいのか―中国

Record China    2011年8月24日(水) 0時4分

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21日、リサイクル食用油の危険性について、中国のジャーナリスト、喬志峰氏は「官僚は“マイ油”持参で外食できるが、我々はどうすればいいのか?」と題する記事をブログサイトに掲載した。資料写真。

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2011年8月21日、中国で問題となっているリサイクル食用油(生ごみや下水をろ過した再利用油)の危険性について、中国のジャーナリスト、喬志峰(チャオ・ジーフォン)氏は「官僚は“マイ油”持参で外食できるが、我々はどうすればいいのか?」と題する記事をブログサイト・新浪博客に掲載した。以下はその概要。

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レストランで使われる食用油の危険性は、何年も前から指摘されてきた。広東省では外食の際、自宅や職場から“マイ油”持参で出かけるサラリーマンも増えた。(食の安全を管理する)珠海市食品薬品監督局の局長ですら言うのだ。「不潔な食用油が街にあふれている。根絶は難しい。我々だって外食が怖いんだ!」。局長は認める。職場に食堂がないから、昼は外へ食べに行かざるを得ない。しかし、同僚たちと毎日同じ店に行き、店に“キープしてあるマイ油”で料理させていることを。

外食にマイ油を持参するのは、過剰反応ではないか。面倒ではないか。しかし彼らが持ち込めるのは、“身分の高い”特権階級だからだ。一般市民の我々には不可能な話である。

しかし、油を持ち込めば安全といえるのか。米から豚肉から醤油から酒まで、ありとあらゆる有毒食品が市場にあふれている。我々に逃げ場はない。いつ毒物にやられるか分かりはしない。政府は取り締まりを強化するというが、いつも掛け声倒れ。官僚はマイ油を持ち込めるが、しかし我々庶民は?恐れなき“革命の精神”で食べ続けろというのだろうか。(翻訳・編集/AA)

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