渤海湾の油田漏出事故、期限までに油回収終わらず、米側企業を批判―中国国家海洋局

Record China    2011年8月9日(火) 6時46分

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7日、中国最大の海上油田で起きた原油の漏出事故で、国家海洋局は期限までに油回収作業が終わらなかったとして、共同事業に携わる米総合石油エネルギー企業・コノコフィリップスを批判した。写真は7月5日、事故の詳細を伝える中国中央テレビ(CCTV)の番組。

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2011年8月7日、中国最大の海上油田で起きた原油の漏出事故で、国家海洋局は期限までに油回収作業が終わらなかったとして、共同事業に携わる米総合石油エネルギー企業・コノコフィリップスを批判した。8日付で京華時報が伝えた。

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事故が発生したのは、中国国営エネルギー企業・中国海洋石油(CNOOC)が渤海湾に所有する油田の中の蓬莱19−3油田。国家海洋局の7月5日付の発表によると、原油の流出は6月4日から始まり、その範囲はすでに840平方キロメートルに及んでいる。事故後、コノコフィリップスは「事態はほぼ収拾がついた」としていたが、先月10日になり、再び漏出が確認されていた。

国家海洋局は油回収作業を終わらせる期限を今月7日としていたが、4日に同局北海分局が組織する検査グループが現場に赴き、状況を確認したところ、「いまだに一時的な措置しかとられていない」と判断された。そのため、同局は期限をさらに今月31日にまで延長した上で、油回収の徹底と再発防止を求めた。(翻訳・編集/NN)

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