<中国人が見た日本>バブルに浮かれた中国人よ、「なでしこジャパン」の優勝で目を覚ませ

Record China    2011年7月19日(火) 11時59分

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18日、中国人ブロガー、陸燕青氏が「サッカー女子日本代表がもたらした『地震』」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。写真は「なでしこジャパン」の優勝を伝える中国メディアの記事。

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2011年7月18日、中国人ブロガー、陸燕青(ルー・イエンチン)氏が「サッカー女子日本代表がもたらした『地震』」と題した記事を中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載した。以下はその内容。

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7月18日未明、いまだ大震災の傷が癒えない日本民族がとてつもない力を見せつけた。サッカー女子ワールドカップ(W杯)で世界ランク1位の米国を破り見事に優勝を果たしたのだ。中国中央テレビ(CCTV)のサッカー解説員、段暄(ドゥアン・シュエン)氏は「これは神話であり、童話である」と絶賛。1999年のW杯で準優勝した「鉄のバラ」、中国女子代表の温麗蓉(ウェン・リーロン)も「運の良さに助けられた部分もあるが、何より10年以上かけて計画通りに強化を進めてきた成果」と祝福した。

一方の中国人は、ウォール街の金融危機以降、経済の「独り勝ち」が続き、国内総生産(GDP)で日本を抜いたことですっかり有頂天になっている。いまだに日本兵を鬼畜のように描いた抗日ドラマをテレビで流していることからも分かるだろう。日本人が大震災で見せた究極の団結力や冷静さ、自らを律する意志の強さは見て見ぬふりという感じだ。

実は日本女子サッカーの成功は単独の現象ではない。ここ数年、男女ともにメキメキと実力を上げている。これに対し、中国人はいつまでもバブルの熱に浮かれていて良いのだろうか?「なでしこジャパン」は決勝戦で2度も先制されながらもその都度同点に追い付き、「神話」を勝ち取った。これは中国人がGDPで日本を抜いた「童話」より価値あることかもしれない。(翻訳・編集/NN)

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