中国、2020年までに空母4隻建造か=海軍増強に注力―ロシアメディア

Record China    2011年7月6日(水) 5時51分

拡大

4日、ロシアの軍事ニュースサイトは、中国が2020年までに空母2隻を完成させる計画だと報じた。写真は中国海軍。

(1 / 2 枚)

2011年7月4日、ロシアの軍事ニュースサイトは、中国が2020年までに空母2隻を完成させる計画だと報じた。新華社通信が伝えた。

その他の写真

ロシアメディアが報道した中国海軍の計画によると、2015年までに4.8万〜6.4万トン級の中型空母2隻を建造し、さらに2015〜2020年に9.3万トン級の原子力空母2隻を完成させる予定になっている。

また、空母キラーとも称される対艦弾道ミサイル「東風21D」などの開発にも力を注いでいる。現在、中国軍の予算の3分の1が海軍の拡大に向けられているが、2025年までに陸軍を徐々に縮小すると同時に、海軍の勢力をさらに増大させていく方針だという。

こうした状況について、米国の軍事専門家は中国が海軍こそが国家の安全確保のために重要だと考えている証だと分析する。また、中国海軍の高官もかつて「中国海軍の戦略は沿海の安全確保から遠洋の保護へと変わりつつある。経済的利益の増大に伴い、海軍は国の交通ラインと主要な航行ラインの安全を確保しなければならない」と語り、エネルギー輸入ルートの安全確保や南シナ海の領有権問題など、海軍の重要性を指摘していた。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携