2011年7月3日、台湾の人気女優アリエル・リン（林依晨）がドラマ出演を卒業し、仕事量を減らすことを明らかにした。聯合報が伝えた。

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人気ドラマ「イタズラなkiss」をはじめ、人気作への出演多数。「台湾アイドルドラマ界の女王」に君臨してきたアリエルは現在、最新ドラマ「我可能不会愛［イ尓］」を撮影中だが、これを最後にドラマを卒業し、映画だけに出演することを明らかに。歌手としてもニューアルバム発表計画はなく、今後は仕事量も減らすという。

アリエルによると、決断のきっかけになったのは、2年前に脳下垂体腫瘍のため開頭手術を受けたこと。自分の今後の人生について深く考えるようになり、「できるだけ多くの時間を大切な人のために使いたい」と思い始めたこと、さらに手術後の体力低下が著しいことを自ら語った。

アリエルの腫瘍はもともと原因不明で、今後再発する可能性もあるという。実際に現在のドラマ撮影中も体調を崩した。体力が求められるドラマ現場に、現状では体が耐えられないと話している。

アリエルは現在、40代の一般男性と交際中。“大切な人”には家族だけでなく恋人も含まれているが、結婚について聞かれると、「自分のわがままを通すことを選ぶかも…」と回答。いわく、これまでファンの期待の多くに応えてきた故、プライベートについては後悔したくないという自分の意思を尊重して、極秘裡のうちに結婚する可能性もあることを暗に示している。（翻訳・編集/Mathilda）