南シナ海領有権問題、中越が「対話を通じた解決」目指すことで一致―新華社

Record China    2011年6月27日(月) 11時40分

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26日、中国国営新華社通信は、中国・ベトナム間で緊張が続く南シナ海領有権を巡る問題について、両国が対話を通じた解決を目指す方向性で一致したと伝えた。写真は10年12月,中国人民解放軍のミサイル駆逐艦・襄樊号。中越海軍による第10回合同巡視での任務。

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2011年6月26日、中国国営新華社通信は、中国・ベトナム間で緊張が続く南シナ海領有権を巡る問題について、両国が対話を通じた解決を目指す方向性で一致したと伝えた。

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中国の外交トップ戴秉国(ダイ・ビングオ)国務委員とベトナムからの特使ホー・スアン・ソン外務次官が25日、北京で会談の場を持った。双方は、両国関係の健康的かつ安定的な発展こそが両国民の基本的利益と望みであるとの見解で一致。今後も隣国として、パートナーとして長期的、全面的、友好的な戦略的協力関係を求めていくと強調した。

以上のような共同認識にのっとり、対立が続いている領海問題についても対話と友好的な協議を通じた解決を目指し、共に南シナ海の平和を守っていく方針。ベトナムではこのところ嫌中感情が高まり、4週連続で反中デモが起きていることからも、両国世論の正しい誘導と友好的国民感情を損ねない言動を心がけることでも一致した。翌月にはアジア太平洋地域の安全問題を議題に掲げたASEAN地域フォーラムが開催されることも考慮しての動きと見られる。また、中越間の領海問題解決に関する基本原則をまとめた協議書の締結も急がれると記事は伝えている。(翻訳・編集/愛玉)

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