中国製品ボイコットに下院議員が反対、「今の時期に中国を怒らせるな」―フィリピン

Record China    2011年6月23日(木) 9時19分

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20日、フィリピンの下院議員は同国で中国製品のボイコットを呼び掛ける声が上がっていることに対し、「賛成しない。この時期に中国を怒らせるべきではない」と述べた。写真は中国が南シナ海経由でシンガポールに派遣した大型巡視船「海巡31号」。

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2011年6月20日、フィリピンのジョナサン下院議員は、南シナ海問題で中国との緊張関係が高まる中、同国で中国製品のボイコットを呼び掛ける声が上がっていることに対し、「賛成しない。この時期に中国を怒らせるべきではない」と述べた。21日付で新聞晨報が伝えた。

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同議員は「南シナ海でのパトロールは続けるべき。我々の軍艦を同海域から撤退させるべきではない。我々の存在感を示すべきだ」と強気の姿勢を示す一方で、今の時期に中国を怒らせるべきではないとするエンリレ上院議長の意見に賛同した。同海域にフリゲート艦「ラジャ・フマボン」を海軍が派遣することについても、「正常なパトロール任務の一部」と言葉を和らげた。

また、同国で中国製品のボイコットを呼び掛ける声が上がっていることに対しても、「賛成しない。理由は今の時期に中国を怒らせるべきではないからだ」と述べ、南シナ海紛争は外交ルートを通じ、平和的に解決すべきと強調した。(翻訳・編集/NN)

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