井の中の蛙はダメ!?中国の政治リーダー学習会、主要テーマは「海外」―米華字メディア

Record China    2011年6月22日(水) 22時30分

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20日、北米華字紙・多維ニュースは記事「中国共産党のブレインが語る:中共指導者の視線は世界に向けられている=『中南海』カリキュラムで明らかに」を掲載した。写真は中南海・新華門。

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2011年6月20日、北米華字紙・多維ニュースは記事「中国共産党のブレインが語る:中共指導者の視線は世界に向けられている=『中南海』カリキュラムで明らかに」を掲載した。以下はその抄訳。

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20日、中国新聞網は中国共産党のブレインとして知られる中国社会科学院学部委員、財政・貿易経済研究所所長の高培勇(ガオ・ペイヨン)氏のインタビュー記事を掲載した。

同氏は中国共産党のリーダーを対象に行われている中国共産党中央政治局集団学習のカリキュラムを例にあげた。2002年12月から73回の学習のうち、3分の1以上で「世界」「グローバル」「国外」などの言葉がテーマタイトルに使われているという。このことからも中国のリーダーたちがその視線を海外に向けていることは明らかだと高学部委員はコメントしている。

また多維ニュースによると、集団学習の講師のうち80%は留学経験者だという。学習会の講師は講座の4カ月前から準備を始め、内容ばかりか発音や話すスピードまで厳しいチェックを受ける。その影響は決して小さなものではない。たんにリーダーたちが勉強するだけではなく、中国の将来の動向を示す重要なシグナルであり、海外の中国研究家もその内容を細かくチェックしているという。(翻訳・編集/KT)

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