民主化運動の退潮は必然だ=天安門事件で変わった共産党―中国

Record China    2011年6月4日(土) 14時24分

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2日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、中国の民主化運動とその衰退に関するコラムを掲載した。中国の国民生活が向上した今、かつてのような民主化運動が衰退するのも当然だと説いている。写真は3月、北京中心部の警備。

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2011年6月2日、米華字ニュースサイト・多維ニュースは、中国の民主化運動とその衰退に関するコラムを掲載した。以下はその内容。

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中国内外で展開されている民主化運動は次第にその勢いを弱めている。天安門事件の記念日(6月4日)を前に、この話題が注目を集めている。思うに、辛亥革命、五四運動、北伐、抗日戦争、文化大革命などの社会変革は、いずれも知的エリートが主導したものだったが、その後に政権を握ったのは別の人物だった。

天安門事件も同じく知的エリートが主導したが、結局失敗した。しかし、あの事件を機に共産党は完全に変化し、国民生活の向上を目指すようになったのだった。かつて生きるか死ぬかの状態にあった中国国民だが、今やそれなりの生活を享受するようになった。ゆえに革命の機運もかつてほど、すなわち天安門事件の時ほど高まっていない。

まあまあの生活を送れているのに冒険する必要はあるだろうか?民主化運動の退潮は社会の安定を示している。今後の改革も流血とまではならないことを祈る。共産党の会議や新聞での論戦で十分ではないか。時代が変わったのだ。民主化運動もまた変わるべきではないだろうか?(翻訳・編集/KT)

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