東莞の食品工場でも「可塑剤」検出、責任者逮捕―広東省

Record China    2011年6月4日(土) 11時20分

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1日、中国広東省食品安全弁公室は、東莞市内の食品工場で製造している食品添加物の原料などから発がん性のある可塑剤が検出され、工場責任者を逮捕したと発表した。写真は浙江省台州市内の大型スーパーで売られている輸入飲料。

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2011年6月1日、中国広東省食品安全弁公室は、東莞市内の食品工場で製造している食品添加物の原料などから発がん性のある可塑剤が検出され、工場責任者を逮捕したと発表した。2日付で中国証券網が伝えた。

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可塑剤とは塩化ビニールを柔らかくするための薬剤。台湾の飲料メーカーがこれをソフトドリンクなどの乳化剤として出荷していたことが発覚し、当局が監視の目を強めている。すでに台湾の問題企業のブラックリストが作成され、これら企業の製品の輸入禁止措置が取られた。

今回摘発されたのは東莞市の食品メーカー「●(=日の下に立)延食品有限公司」で、同社の工場で製造している食品添加物の原料などから発がん性のある可塑剤「フタル酸ビス2-エチルヘキシル(DEHP)」が検出された。工場はすでに生産停止命令が下され、責任者は逮捕されたという。(翻訳・編集/NN)

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