SMAPが日中関係の温度計に―香港紙

Record China    2011年5月24日(火) 19時52分

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23日、香港紙は「SMAPが日中関係の温度計になるとは本人たちも思いもよらなかっただろう」と論じた社説を掲載した。SMAPは尖閣諸島沖での衝突事件の影響で延期となっていた中国公演を、今秋にも実現させる計画を進めている。写真は岩手県釜石市の被災地。

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2011年5月23日、香港紙・星島日報は「日本の人気グループ・SMAPが日中関係の温度計になるとは本人たちも思いもよらなかっただろう」と論じた社説を掲載した。SMAPは尖閣諸島沖での衝突事件の影響で延期となっていた中国公演を、今秋にも実現させる計画を進めている。24日付で中国新聞網が伝えた。以下はその内容。

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日本の人気グループ・SMAPは自分たちが日中関係の温度計になるとは思いもよらなかっただろう。昨秋予定していた中国公演が尖閣諸島沖での衝突事件の影響で延期となったが、ついに今秋それが実現する運びとなり、来日した温家宝(おん・かほう)首相からも直接歓迎の意が伝えられた。

日中韓首脳会談に出席するため来日した温首相は、得意の「温和外交」を展開している。菅直人首相とも会見し、両国関係を衝突事件以前の状態に戻し、自由貿易協定(FTA)を早期実現させることなどについて話し合った。折しも来年は日中国交正常化40周年。SMAPが今秋、中国公演を行うことは来年に向けた前祝いと見る向きが多い。

SMAPはもともと昨秋、上海で初の中国公演を行う計画だったが、9月の衝突事件で白紙の状態に。この一件は当時の日中関係の温度が一気に下がったことを表す縮図とみなされた。その後、両首相による「廊下懇談」や中国船船長の釈放などにより、凍りついた日中関係も徐々に緩和。今回の温首相の来日でついに“全面解凍”となったようだ。(翻訳・編集/NN)

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