中国版ツイッター、企業や人々への影響が強大に―米紙

Record China    2011年5月20日(金) 16時15分

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15日、中国のミニブログは、インターネット関連企業や広告業界がその影響力の大きさに注目しているだけでなく、人々のニュースや情報への接し方や取得方法にも大きな変化が表れているという。資料写真。

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2011年5月15日、米紙ニューヨーク・タイムズは、利用者が2億2000万人を超えた中国のミニブログについて、インターネット関連企業や広告業界がその影響力の大きさに注目しているだけでなく、人々のニュースや情報への接し方や取得方法にも大きな変化が表れていると報じた。19日付で環球時報が伝えた。

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ミニブログは、サービスを最も早く開発したポータルサイト「新浪」以外に、「騰迅」「網易」「捜狐」の各大手ポータルサイトでも提供されており、利用者は2億2000万人を超えている。各サイトではユーザーを獲得するため、いかに付加価値を付けるかなど激しい競争が展開されている。また、広告業界でもミニブログユーザーに的を絞った戦略を採用し始めている。

中国のあるアナリストは「メディアや有名人、企業の社長など、誰もがミニブログを使って自分の意見を発表している。ミニブログは人々のニュースや情報に対する接し方にも変化を与えた」と語る。

米バーナード・カレッジの教授は「ミニブログではマルクスから個人のささいな事柄までありとあらゆることが語られている。ミニブログの成功はこうした雑談のための空間を提供したことにある」と分析する。また、米のアナリストは「ミニブログは中国でいま何が起きているかを観察できる一種の民意調査システムだ」と例えた。(翻訳・編集/HA)

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