2011年5月6日、香港では男女ともに結婚相手を中国本土に求める傾向が加速している。最近では適齢期を過ぎても結婚できない女性、いわゆる「剰女」（＝独女）たちが団体で結婚相手を探しに中国本土へ出かけているという。人民網が伝えた。

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「香港女性は男性の職業や学歴、年収を重視する」と香港男性は嘆く。子供は欲しくないと言う女性も増えており、今では一般の男性だけでなく資産家の男性も「香港女性よりはまだ保守的な」本土女性との結婚を望むようになってきている。最新の統計によると、香港の人口男女比は95対100。30年後には、その差が80対100にまで拡大し、女性が圧倒的に多くなり、香港女性の結婚難はさらに深刻な状況になるとみられている。香港の女子大生の34％が「一生結婚できないかもしれない」と不安に感じているとの調査結果もある。

こうした状況を打破するため、香港の「剰女」たちはグループを組んで福建省のアモイ市や泉州市などの地区を訪問。現地で積極的に婚活しているという。アモイ市の結婚相談所の責任者はこうした香港女性について「団体だけでなく個人も含めると、ほとんど毎日のように受け入れている。彼女たちに人気があるのはビジネスマン。自分たちの生活と接点がない公務員などは人気がない」と話している。（翻訳・編集/本郷）