中国の人口、30年以内にピーク迎える―国家人口計画生育委員会

Record China    2011年4月17日(日) 21時3分

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14日、中国は今後20年から30年以内に総人口、労働人口、高齢者人口のピークを迎えるという。写真は中国の子供たち。

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2011年4月14日、中国国家人口計画生育委員会の王培安(ワン・ペイアン)副議長はニューヨークの国連本部で、今後20年から30年以内に中国の総人口、労働人口、高齢者人口がそれぞれピークを迎えるとの見通しを示した。中国新聞網が伝えた。

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王副議長によると、出生率の低下と生殖健康分野で目覚しい成果をあげた中国だが、急激な人口高齢化や人口の流動化、家族構成の大きな変化、資源や環境の厳しい制約などの問題に直面しており、出生異常発生率もまだ高く、人口構造問題もますます顕著になっているという。

「中国の人口圧力は依然として巨大だ」と指摘する同副議長。中国は70年代から実施している計画出産政策によって、合計特殊出生率は70年の5.8から現在の1.8まで下降したという。中国の人口が世界の総人口に占める割合も22%から19%に減少したと同副議長は述べた。

中国国家人口計画生育委員会は同日、国連本部で中国が開発した世界人口予測ソフト「PADIS-INT」を発表した。(翻訳・編集/本郷)

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