中国における映画興行収入、10年以内に米国を抜く=ワーナー上層部が予測―中国紙

Record China    2011年4月7日(木) 19時16分

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5日、ワーナー・ブラザーズ・インターナショナル・シネマズのミラード・L・オゥクス総裁は「中国における映画興行収入は10年以内に米国を追い抜く」との見方を示した。写真は中国のハリウッドと呼ばれる浙江省の横店影視城。

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2011年4月5日、ワーナー・ブラザーズ・インターナショナル・シネマズのミラード・L・オゥクス総裁は「中国における映画興行収入は10年以内に米国を追い抜く」との見方を示した。成都日報が伝えた。

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記事によると、中国映画市場の昨年の興行収入は100億元(約1290億円)を突破。米国、日本に次ぎ世界で3番目に大きい市場となっているが、さらに「10年以内に米国を抜く」との予測が、ラスベガスで開催された映画見本市「ショーウェスト」の開会式に出席した同社のオゥクス総裁によって示され、海外メディアの注目を集めている。

昨年の世界における映画興行収入は前年比13%増の220億ドル。うち67%は米国が占めるものの、その割合は減少傾向にあるという。ハリウッド関係者によると、「今、興行収入が最も伸びているのはブラジル、ロシア、インド、中国のBRICs4カ国」。最も勢いがあるのは中国で、昨年の興行収入は前年比65%増の約15億ドル。うち半分はハリウッドの3D映画が占めた。「アバター」の興行収入も2億4000万ドルに達した。

オゥクス総裁は「中国市場は我々にとって最も重要な新興市場」と語る。ハリウッド関係者の間では、中国の映画市場は今後ますます開放が進み、ハリウッド映画の上映機会も増えていくとみられているという。(翻訳・編集/NN)

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