「唐山大地震」公開延期?メディア注目=フォン監督、東日本地震への中国人の人間的反応に安堵―中国

Record China    2011年3月14日(月) 13時7分

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13日、中国映画「唐山大地震―想い続けた32年―」の日本での公開延期の可能性について、中国メディアも大きく報道している。写真は同作のスチール写真。

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2011年3月13日、中国映画「唐山大地震―想い続けた32年―」の日本での公開延期の可能性について、中国メディアも大きく報道している。中国新聞網が伝えた。

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中国映画として国内で史上最高のヒットを記録した「唐山大地震―想い続けた32年―」は、東日本大震災の影響で今月11日から東京で予定されていた試写会をすべて中止。配給元の松竹では、今月26日を予定していた公開の延期を含めた話し合いを行っており、早い段階で公式HPなどで発表するとのこと。その対応に、中国メディアも大きな関心を寄せている。

同作は1976年に河北省唐山市で発生した未曽有の大地震と、被災者一家のその後の運命を描いたもの。中国では昨年7月の公開から約2カ月で興行収入6億元(約75億円)超えの驚異的な数字を生み出している。

メガホンを執ったフォン・シャオガン(馮小剛)監督からは、このニュースについてのまだ直接のコメントはない。しかし、日本の地震被害についてミニブログで意見を綴っている。「この災いは、人の善悪を判断する一つの試金石でもあると思った。私は落ち着かない気持ちのまま、人気ブロガーやネット上の議論に注目していた。その結果、一部を除き、ほぼ9割の人が人間としてあるべき心を持っていることに胸をなで下ろした」と、被害に心を寄せる中国の多くのネットユーザーについて紹介した。(翻訳・編集/Mathilda

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