福島原発の放射能漏れ、「中国への影響はしばらくない」―中国気象局

Record China    2011年3月14日(月) 10時22分

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13日、東日本大震災により東京電力の福島第1原発から放射性物質が漏れた問題で、中国気象局は「今後3日以内に中国に影響が及ぶことはない」と発表した。写真は13日、福島原発の放射能漏れの影響を分析する国家海洋局北海分局の職員ら。

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2011年3月13日、東日本大震災により東京電力の福島第1原発から放射性物質が漏れた問題で、中国気象局は「今後3日以内に中国に影響が及ぶことはない」と発表した。中国新聞網が伝えた。

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中国気象局による最新の天気予報によると、日本上空は偏西風が吹くため、放射性物質は主に日本東部の北太平洋側に飛び散る。また、北京にある世界気象機関の地域特別気象センター(RSMC)で開かれた専門家会議で、「中国は日本の西側にあり、日本海、朝鮮半島、黄海、東シナ海を隔てているため、北太平洋に向かう放射性物質と中国との距離はかなりある。今後3日以内に中国に影響が及ぶことはない」との見解が示された。

このほか、中国気象局台風・海洋予報センターは、最近の海流の変化と明日、あさっての風波予報から、日本東部の外海の海流は東北に向かって流れるため、中国沿岸への影響はないと予測した。(翻訳・編集/NN)

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