撮影スローすぎ!ウォン・カーウァイ監督「一代宗師」、トニー・レオン不満で休止?―中国

Record China    2011年3月8日(火) 20時23分

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7日、ウォン・カーウァイ監督の最新作「一代宗師」で、撮影休止トラブルが報道されている。写真は「一代宗師」PR用スチールより。

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2011年3月7日、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の最新作「一代宗師」で、撮影休止トラブルが報道されている。中国経済網が伝えた。

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ブルース・リーの師匠で詠春拳の達人であるイップ・マン葉問)を描く「一代宗師」は、ウォン監督が2002年から構想を温めてきた話題作。トニー・レオン(梁朝偉)を主演に迎え、チャン・ツィイーや韓国人女優ソン・へギョら豪華キャストが出揃い、中国のネットユーザーからは「2011年に最も期待する映画」のトップに選ばれている。

制作が超スローペースなことで有名なウォン監督だが、「一代宗師」も2009年にクランクインし、現在もまだ撮影中という状況。中国メディアによると、あまりの進度の遅さに耐えられなくなったトニー・レオンが、次回作のイー・トンシン(爾冬陞)監督作「大魔術師」の制作にすでに参画してしまい、「一代宗師」が撮影休止に追い込まれたという。

「一代宗師」の製作会社・銀都電影公司は、この報道にすぐさま対応。「現在は中国・広東省で撮影が順調に続いている」とし、「出演陣にもトラブルは発生していない」と説明している。

しかしトニー以外に、ソン・へギョも撮影の遅さにしびれを切らし、「出演シーンが減ってもいいから早く脱出したい」と周囲に訴えているとの噂が浮上。なかなか完成に漕ぎつかない現状は、映画ファンをもやきもきさせている。(翻訳・編集/Mathilda

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