作家・寺西一浩が監督デビュー!家族愛と日中友好描く映画「女優」で香港のサム・レオン監督とタッグ

Record China    2011年3月8日(火) 5時0分

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芸能界の表裏を精密に描き切った禁断の物語としてセンセーショナルな話題を呼んだ小説「女優」(講談社)が映画化されるにあたり、原作者でもある作家の寺西一浩氏が、本作で監督デビューすることがあきらかとなった。

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芸能界の表裏を精密に描き切った禁断の物語としてセンセーショナルな話題を呼んだ小説「女優」(講談社)が映画化されるにあたり、原作者でもある作家の寺西一浩氏が、本作で監督デビューすることが、中国で人気の日本情報ポータルサイト・レコードジャパンの報道で明らかとなった。

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本作は、「あなたには人生を変えるチャンスがあるわ」とスカウトされた1人の少女が、「女優」としての人生を踏み出すことから始まる。まったくの素人が、憧れと嫉妬、情熱と裏切りが渦巻くサバイバル・ワールドである芸能界で、女優としての欲望を実現していく描写がリアルな筆致で描かれ話題となり、昨年、出版と同時に豪華キャストで舞台化もされ、全国で公演を行った。

原作の寺西氏は、過去に舞台化もされたベストセラー小説「新宿ミッドナイトベイビー」や「クロスセンス」などの著者でもある。いずれの作品も“家族愛”が根本的なテーマで一貫しており、「女優」でも母娘の愛を取り上げ、若者が抱く悩みや問題を鋭く描き、若年層からの支持も熱い。

そんな寺西氏の映画監督デビューを応援したいと本映画製作に賛同したのは、香港の映画監督・プロデューサーでもあり、数々のヒット作を送り出すサム・レオン(梁徳森)氏。レオン氏は「完全なる飼育〜香港情夜〜」や「爆裂都市」で監督を手がけ、ナインティナインの岡村隆史主演「無問題(モウマンタイ)2」や、第19回東京国際映画祭に出品もされた話題作「ドッグ・バイト・ドッグ」など、数々の人気アジア映画をプロデュースしたことでも有名。日本・香港・中国合作映画「忍者」では、あの魔裟斗を起用して話題にもなった。

もともと交流のあった両氏が本作でタッグを組んだ。原作を軸に、現代社会が抱える様々な問題を提起しながら文化や言語の壁を乗り越え、本作のテーマである“家族愛”と日中間の“友好”を描こうと意欲を見せる。

寺西氏は3月13日、上海ジェイドリンクホテル(上海君麗大酒店)にて急遽開催が決定した講演会で中国から招待され講演する為に電撃訪中する。講演テーマはずばり”愛”について。

香港と中国を訪問し、本格的な製作開始にあたり、異文化交流と本映画製作への理解を呼びかける。映画「女優」は、2012年公開予定。

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