オバマ大統領の一般教書演説、「中国」に4度も言及―中国メディア

Record China    2011年1月26日(水) 17時7分

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25日、オバマ米大統領は米議会で行った一般教書演説で、中国に4度も言及。「中国の発展と比べ、米国は危機に面している」などと語った。写真は浙江省台州市内の図書館で熱心に勉強する子どもたち。

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2011年1月25日、オバマ米大統領は米議会で行った一般教書演説で、中国に4度も言及。「中国の発展と比べ、米国は危機に面している」などと語った。26日付で中国新聞網が伝えた。

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オバマ大統領はまず、中国の教育問題について、「世界との競争に勝つには子どもの教育が非常に重要であると考えられている。特に数学と科学の教育に熱心だ」と紹介。昨年、中国のスーパーコンピューターが米国を抜き、世界最速と認定されたことにも触れ、「技術開発や研究にも力を入れている」と指摘した。

また、米国のインフラ整備の遅れについても、「昔は世界一だったが、今は落ちぶれた。それに比べ、中国は高速鉄道が発展し、近代的な空港も増えている」と強調。最大の懸念事項である失業問題に対する施策としては、「2014年までに輸出額を倍増させる」としたが、ここでも「中国、インドと最近交わした契約は計25万人分の就業機会を創出するものだ」とした。

大統領の今回の演説は、景気低迷や高い失業率、米国の競争力向上に焦点をあてたものだった。大統領は失業問題を最重要課題としたが、これは再選を意識したものであることは明らか。2012年の大統領選では民主、共和両党にとって失業問題が大きなカギになりそうだ、と記事は指摘している。(翻訳・編集/NN)

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