飼育パンダが217頭に 順調に成果をのばす人工繁殖

Record China    2007年1月6日(土) 10時18分

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人工繁殖が難しいとされるパンダだが、長年の研究のかいあって2006年には30頭の赤ちゃんが無事成長し、昨年末までに中国の飼育パンダの頭数が217に達していたことが明らかにされた。

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2007年1月3日、中国のある新聞社の報道によると、中国で飼育されているジャイアントパンダが217頭に達したと、国家林業局報道官の曹清尭(ツァオチンヤオ)氏が明らかにしたという。これらのパンダの多くは四川省の臥竜(がりゅう)パンダ保護研究センター、成都パンダ繁殖研究基地、北京動物園、陝西楼観台野生動物救護センターに集中しており、ほか各地の動物園に分散して飼育されている。

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国家林業局の統計では、2006年には22頭のパンダが34頭の赤ちゃんを出産し、30頭が無事成長した。難しいとされてきたパンダの人工繁殖の成功率は年々上がっており、これは出産頭数でも成長率においても、過去最高の記録である。

曹氏は「今やパンダ飼育の成功率は76%以上となり、飼育パンダの種群を守る状況は全面的に改善された」と述べた。パンダ保護区は2006年末までに全国59か所に設置され、パンダ生息地の54%以上と野生パンダの71%以上が効果的に保護されているという。

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