2011年1月10日、華字紙・日本新華僑報は、適齢期を迎えた在日中国人男女が出会いの機会がなく、なかなか相手が見つからないという問題が生じていると報じた。以下はその内容。

【その他の写真】

日本で会社を経営している中国人女性は、30歳を過ぎたのにいまだ独身だ。仕事が忙しいというのが大きな原因だが、彼女は結婚するなら同じ在日中国人が良いと考えている。だが、日常的に付き合いがあるのは日本人ばかり。中国人と知り合う機会はほとんどない。

間もなく40歳になろうとしている在日中国人男性も、結婚願望は高い。だが、やはりなかなか出会いがない。結婚相談所に掛け込んだが、サービスの対象は在日中国人女性と日本人男性のみ。中国人男性向けのサービスは行っていないと断られた。

現在、こうした悩みを抱えた在日中国人は増えている。だが、この問題に対する在日中国人社会の関心は薄い。結婚は必ずしなければならないものではないが、個人の幸福指数を高めるための条件になることは間違いない。社会の発展にもつながるのではないだろうか。

有償無償問わないが、在日中国人専用の結婚相談所が1日も早く現れれば良いと願う。これと同時に適齢期の在日中国人も努力すべきだろう。家に引きこもってインターネットにばかり熱中していないで、在日中国人社会の様々なイベントに参加し、積極的に相手を探すことが必要ではないだろうか。（翻訳・編集/NN）