「札束持ち歩き」や「食べ残し」…中国人が海外旅行で留意すべきポイントとは?―香港メディア

Record China    2011年1月11日(火) 8時58分

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9日、中国ではまもなく海外旅行のハイシーズン。多くの中国人が海外へ出向く機会が増えたのはよいことだが、同時に“国の恥”をさらして歩くような国際マナーに反した行為も各国の観光地で見られるようになった。資料写真。

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2011年1月9日、来月はじめに旧正月を迎える中国はまもなく海外旅行のハイシーズン。多くの中国人が海外へ出向く機会が増えたのはよいことだが、同時に“国の恥”をさらして歩くような国際マナーに反した行為も各国の観光地で見られるようになった。香港の衛星TV局フェニックステレビのウェブサイトは、「一旦国の外に出れば、1人1人が国家のイメージを代表するものだ」として、海外で慎みたい行為を挙げた。

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1)大量の現金を持ち歩く

どうやら多くの中国人観光客は大量の現金を持ち歩かないと不安らしい。所持金が不足したら訪問先の銀行でキャッシング、という概念が薄いうえに「手数料を払うのはイヤ」と考える人が多いようだ。しかし、この悪しき習慣のために中国人観光客は強盗の恰好のターゲットになっているのをご存じだろうか?少しの手数料をケチったせいで持ち金を全部奪われてしまったら元も子もない。また、ショッピングの際に現金で会計をする姿もスマートではない。分厚い札束を手に見慣れぬ海外の紙幣を数えるのにひと苦労、クレジットカードでの会計に慣れている店員までも巻き込み、キャッシャーの列に並ぶ人々を辟易させる行為はみっともない。

2)観光スポットでキメキメの記念撮影

中国人観光客は誰もが見知る観光スポットで記念撮影をするのが好きだ。というのも、帰国した際に「海外旅行へ行ってきた」ということの何よりの証拠として周囲に見せびらかすためだ。それは構わないのだが、キメキメのポーズで撮影するのは何とも恥ずかしい。スナップ写真はナチュラルなポーズで十分。また、撮影時に他の人の迷惑にならぬよう、また器物損壊などに触れぬよう気をつけたい。

3)オーダーしすぎで大量の残飯を出す

テーブルいっぱいの料理…これは中国人の虚栄心を満たす行為。中国では食べきれぬほどの料理を注文し、たくさん食べ残すことが美徳であり、ホストに対して「満腹になりましたよ」というサインになるのだが、海外では事情が違う。食べ物を粗末にする行為は歓迎されないし、なにより料理の作り手を落胆させる行為だ。勝手がわからない時はセットメニューを注文し、もし足りなければその時に追加オーダーを出せばよい。こうした行為は中国ならともかく、海外では誰からもバカにされるものではない。

4)どこでも大声で騒ぐ

海外旅行に来られたうれしさが抑えきれない気持ちはわかるが、むやみやたらとはしゃいではいけない。ムードのあるレストランなどTPOをわきまえて、しかるべき場所では大声で喋ったりしないこと。とにかく周囲の空気を読むことが大切だ。

5)靴を脱ぐ・他人をジロジロ見る・地べたにしゃがむ

飛行機や列車内でくつろぐために靴を脱ぎたい気持ちはわかるが、この行為は中国では普通であっても、海外では歓迎されない。他人をジロジロ見る行為も同様。外国人の容姿や服装をもの珍しく感じても、あからさまに眺めまわさないこと。見られた相手は不快でたまらない。また、観光に疲れたからといって地べたにしゃがむ行為も厳禁。あなたの品性が疑われる。(翻訳・編集/愛玉)

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