尖閣諸島は中国領という「鉄の証拠」が競売に=ただし外国人は参加不可―中国メディア

Record China    2010年12月20日(月) 11時55分

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19日、中国が尖閣諸島の領有権は中国にあることを示す「鉄の証拠」だとする文献が、北京で競売にかけられることになった。

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2010年12月19日、尖閣諸島の領有権は中国にあることを示す「鉄の証拠」だとされている文献が、北京で競売にかけられることになった。チャイナデイリー(電子版)が伝えた。

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その文献とは、清代の作家、沈復(シェン・フー)の自伝小説「浮生六記」の第5記「海国記」。「浮生六記」は中国の有名な古典小説「紅楼夢」と並ぶ傑作とされ、「小紅楼夢」とも呼ばれている。その最後の2巻である第5記と第6記は長らく行方知れずとなっていたが、2005年秋に山西省の収集家、彭令(ポン・リン)氏が南京の骨董市場で清代の作家、銭泳(チエン・ヨン)の手稿「記事珠」を発見。鑑定の結果、内容の一部が第5記「海国記」をそのまま書き写したものであることが判明した。

その内容は沈復が琉球(沖縄)への使節団に同行した際の記録で、そこには当時尖閣諸島が中国領であったことがはっきりと書かれているという。中国ではこの「鉄の証拠」を小中学校の教科書に載せるよう求める声も高まっている。

「海国記」は12月20日に北京で開かれる慈善オークションに出品され、収益の大半は中国貧困救済開発協会に寄贈される。「海国記」は中国の領土主権に関する記載があるという理由で、外国人のオークションへの参加は認められていないという。(翻訳・編集/NN)

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