「北朝鮮が崩壊すれば中国に災難が降りかかる」=清華大学の専門家が指摘―中国紙

Record China    2010年12月1日(水) 23時46分

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11月29日、中国紙が「北朝鮮は中国の第一級の核心的利益」と題した記事で、北朝鮮政権が崩壊すれば中国に多大な災難が降りかかってくると報じた。写真は韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店。

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2010年11月30日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、29日付中国紙・環球時報は「北朝鮮は中国の第一級の核心的利益」と題した記事で、北朝鮮政権が崩壊すれば中国に多大な災難が降りかかってくると報じた。

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記事の作者は清華大学国際伝播研究センターの李希光(リー・シーグアン)主任。李主任は、歴史的に見ても現状から見ても朝鮮半島の平和と安全は韓国と北朝鮮だけの問題ではなく、100年以上前の日清戦争や60年前の朝鮮戦争が示すように、朝鮮半島問題は中国の安全に関わってくる、と指摘する。

李主任は「朝鮮半島で戦争が勃発すれば北朝鮮政権は崩壊する」とした上で、それにより2600万人を超える難民が中国東北部に流入し、それらの地域は大混乱に陥ると推測。さらに米韓軍が「国連平和維持軍」を利用して吉林省延辺朝鮮族自治州一帯に入り、コソボと同じようにこの一帯を独立させようとする、との見方も示した。(翻訳・編集/NN)

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