中国・ミャンマーを結ぶ高速鉄道、2カ月以内に着工の見通し―香港紙

Record China    2010年11月24日(水) 17時46分

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23日、中国雲南省の昆明とミャンマーのヤンゴンを結ぶ高速鉄道が2カ月以内に着工される見通しだ。写真は汎アジア鉄道の重要な輸送ターミナル・中鉄コンテナ昆明物流センターから走り出した貨物列車。

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2010年11月23日、香港紙・文匯報によると、中国雲南省の昆明とミャンマーのヤンゴンを結ぶ高速鉄道が2カ月以内に着工される見通しだ。完成後は中国と東南アジアを結ぶ高速鉄道網の基幹路線となり、人やモノの往来をよりスムーズにする役割を果たすことが期待されている。中国新聞社が伝えた。

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記事によると、中国からインド洋までを直通の高速鉄道でつなぐことにより、中東から石油を運ぶ際にマラッカ海峡を通過せざるを得ないという苦境も打破できる。中国科学院の軍事戦略専門家は「ミャンマー、ラオス、カンボジアは中国の古くからの隣国」とした上で、これらの国と高速鉄道で結ばれることにより中国を含む4カ国の友好関係がより深まり、中国南西部の経済が活性化されるほか、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国やインドシナ半島にとっても重要な意義を持つ、と指摘した。

また、西南財経大学経済研究所の紀尽善(ジー・ジンシャン)所長は「これにより、中国と東南アジア、オーストラリア、アフリカの間の輸送コストが1000億ドル以上削減できる」とし、人やモノの往来がよりスムーズになるとの見方を示した。(翻訳・編集/NN)

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