2010年11月22日、先月末のドラマ撮影中に大やけどを負ったS．H．EのSelina（任家萱）について、所属レコード会社・華研唱片（HIM）が初めてケガの状況を発表した。新華網が伝えた。

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上海市で撮影が行われていたドラマ「我和春天有個約会」のロケ現場では先月22日、セットに配置された爆薬が急に爆発する事故が発生。出演していた台湾の人気ガールズユニットS．H．EのSelinaは、身体の半分近くを焼く大やけどを負い、現在も治療が進められている。

所属レコード会社・華研唱片（HIM）は22日、事故後初めてケガの状況を公式に発表。やけど部分は体全体の51％で、そのうち41％は真皮層まで届く「第3度」と非常に厳しい状態。皮膚移植が必要なため、頭髪をすべて剃り落とし、頭皮を使ってこれまで2度の移植が行われている。

HIMは、事故後1カ月も詳細を発表しなかった理由について、「危険な状態にあったため、ファンを心配させないための配慮」とコメント。治療期間については、「少なくとも1年は必要」としている。また、事故を引き起こしたドラマの製作サイド・湖南衛星と、賠償金交渉をスタートしたことを明かした。

Selinaの場合、ソロやユニット活動を含め、昨年の収入は約3000万元（約3億8000万円）。最低でも1年間はタレント活動ができないとした場合、その賠償金はばく大な額が予想されている。（翻訳・編集/Mathilda）