ファーストフードは中国人のDNAを変える?―韓国メディア

Record China    2010年11月19日(金) 14時35分

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17日、中国でファーストフード業界が成長を続けており、中国人のDNAまで変えてしまうだろうと韓国メディアが指摘した。写真は遼寧省瀋陽市内のファーストフード。

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2010年11月17日、環球時報によると、韓国紙・毎日経済は13日、中国でファーストフード産業が成長を続けていると報じた。

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かつては何でものんびりと「ゆっくりゆっくり」「急がば回れ」というのが信条だった中国人だが、それもすっかり昔の話になってしまった。飛行機が着陸すると最初に立ち上がるのは中国人だ。そうした変化は食文化にも影響を与えている。

中国には世界3大料理にも数えられる中華料理があり、美食の代表的存在だが、昨今の中国人にとって人気が高いのは欧米スタイルのファーストフード。中国に初めて出店したのはケンタッキーフライドチキンで、1987年のことだったが、その後わずか20年余りで同店は1000店舗を数えるほどになり、経済発展の遅れている内陸部や農村部にも進出している。

経済成長に伴う生活スタイルの変化や夫婦共働きが多いことから、中国では朝食から外食することが多く、手軽なファーストフードは人々から受け入れられ、中国ブランドのファーストフード店も現れた。北京や上海では、ファーストフードは外食産業の約50%のシェアを占めるに至っている。ファーストフードは何事も「ゆっくり」だった中国人のDNAまで変えてしまうだろうと記事は締めくくっている。(翻訳・編集/岡田)

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