<東京国際映画祭>ビビアン・スーの涙に中国ネット界荒れる…声明文で「政治と無関係」―台湾

Record China    2010年10月29日(金) 0時13分

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27日、開催中の「第23回東京国際映画祭」で涙を見せた人気女優ビビアン・スーについて、所属事務所が弁護士を通じて声明文を発表した。写真はビビアン・スー。

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2010年10月27日、開催中の「第23回東京国際映画祭」で涙を見せた人気女優ビビアン・スーについて、所属事務所が弁護士を通じて声明文を発表。ネット上の争いに終止符を打つよう求めた。聯合報が伝えた。

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第23回東京国際映画祭では、中国代表団が台湾代表団に対し「中国台湾」の名称を使うよう要求し、主催側にも抗議した。これに応じなかった台湾側はグリーンカーペット出席をとりやめ。これを受けて、ビビアンはメディアの前で大粒の涙を流した。

中国のネット上では、この涙に対して非難が噴出。荒れるネット上では、ビビアン本人を名乗る偽のコメントまで登場し、混乱を極めている。

これについてビビアンの所属事務所では26日、弁護士を通じて声明文を発表。ビビアンの涙について、「家族の健康問題や、海外における仕事でのプレッシャーによるもの」と説明し、政治的な意味が含まれていないことを強調した。

さらに彼女の立場について、「いつどこで、どんな言語を用いたとしても、仕事に本分を尽くすのみで政治的な考えはない」とコメント。ネット上に溢れかえる彼女への非難や暴言について、「彼女は非常に心を痛めている。これで終わりにしてほしい。攻撃的な意見が続くようであれば法的措置も考える」とし、ネットユーザーへの理解を求めている。(翻訳・編集/Mathilda)

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