排気ガスを減少させない限り、30年以内に世界各地で深刻な干ばつ被害に―米研究所

Record China    2010年10月25日(月) 8時13分

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20日、アメリカ大気研究センターは、今後排気ガスの放出量が大幅に減少しない限り、30年以内に世界の多くの地域で深刻な干ばつが発生するとの予測を発表した。写真は10年8月、貴州省貴陽市の干ばつ被害。

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2010年10月20日、アメリカ大気研究センター(NCAR)は、今後排気ガスの放出量が大幅に減少しない限り、30年以内に世界の多くの地域で深刻な干ばつが発生するとの予測を発表した。シンガポール紙・聯合早報の報道を22日付で中国新聞社が伝えた。

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同センターの発表によると、干ばつ被害に見舞われるのは、アジアの一部地域、米国、欧州南部、アフリカ、ラテンアメリカ、中東の大部分で、特に地中海沿岸地区は前例がないほどの深刻な干ばつになる可能性があるとしている。

一方、国際的な学術出版社ワイリー・ブラックウェルによる「ワイリー・合理レビュー:気候変動(Wiley Interdisciplinary Reviews:Climate Change)」では、「極度の干ばつは農業、水資源、観光業、生態系及び人類の基本的な福利に深刻な打撃を与える」と警告し、世界的な異常干ばつが多くの地区で長期的に発生すると同時に、北欧、ロシア、カナダ、アラスカなど緯度の高い地域では逆に湿度が高くなると指摘している。

NCARで今回の研究を指導してきた中国系科学者の戴愛国(ダイ・アイグオ)氏は「高緯度地域のような人口の少ない地区での湿度の増加は、温帯や熱帯地区など人口密度の高い地区の干ばつを補いきれない」とし、「世界の人々はまだこの問題の重要性を十分認識しておらず、研究の予測が今後実現に至ったなら、世界の直面する被害は巨大なものとなるだろう」と話している。(翻訳・編集/HA)

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