1匹のネズミでフライトが4時間遅れに―江西省南昌市

Record China    2010年9月23日(木) 0時37分

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21日午後フライト予定の中国東方航空国内線の便で、1匹のハツカネズミが原因で離陸が4時間遅れる事件が発生した。同社は乗客に食事などを提供すると共に1人当り200元の補償金を支払ったという。資料写真。

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2010年9月21日、同日午後フライト予定の中国東方航空MU5187便(江西省南昌から北京行き)で、1匹のハツカネズミが原因で離陸が4時間遅れる事件が発生した。同機は乗客に食事などを提供すると共に1人当り200元(約2500円)の補償金を支払ったという。大江網が伝えた。

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同社の説明によると、同機は、香港発南昌行きMU5018便が南昌に到着後、フライトナンバーをMU5187に変更し北京へ向かう予定になっていた。

ハツカネズミは、同機が香港から南昌へ到着後、機内から乗客の荷物を下ろしていた際に発見された。このため、航空機メンテナンスの作業員が同機の安全チェックを行うとともに、国際航空便の慣例に基づき、検験検疫局の担当者が検疫検査を行ない、ハツカネズミを捕獲した後、約40分間にわたって同機を消毒処理した。

この影響で、南昌からの離陸時間が大幅に遅れることになった。中国東方航空は乗客に状況を通知するとともに、飲み物、軽食、夕食などを無料で提供し、一部の乗客の振りかえ輸送の処理にも追われた。最終的に離陸時間の遅れは4時間に達し、同社は規定に基づき乗客1人当たり200元の補償金を支給したという。ネズミはなんと、積載されていた荷物から出てきたものだった。(翻訳・編集/HA)

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