<中華経済>貸出金利自由化も考慮、当面預金準備率で対応を―中国人民銀委員

Record China    2010年9月22日(水) 7時34分

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20日までに、中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員の夏斌氏は、インフレの抑制策として、銀行による貸出金利設定の自由化も考慮できるとの考えを示した。

2010年9月20日までに、中国人民銀行(中央銀行)金融政策委員の夏斌氏は、インフレの抑制策として、銀行による貸出金利設定の自由化も考慮できるとの考えを示した。一方で、実態経済に大きなマイナス影響を与えないように、当面は預金準備率を調整することで対処すべきと指摘した。中国の複数のメディアが報じた。

夏氏によると、金利の引き上げは、市場の理解が得られず、仮に実施する場合でも動揺が広がらないよう、小幅にとどめるべきだという。人民銀行は今年1・2・5月の3度、預金準備率を0.5ポイント引き上げた。

中国国家統計局によると、今年8月の消費者物価指数CPI上昇率は前年同月比プラス3.5%。前月から0.2ポイント加速した。一方、生産者物価指数(PPI)

の上昇率は、前月比でマイナス0.5ポイントの4.3%に低下した。(翻訳・編集/JX)

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