日中韓が米高速鉄道プロジェクト受注めぐり暗闘=セットでの融資提供を表明―中国紙

Record China    2010年9月17日(金) 10時59分

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16日、中国経済網は記事「日中韓が米国高速鉄道プロジェクト受注めぐり暗闘」を掲載した。積極的な売り込み攻勢をかける日中韓は融資プランもセットにすると表明している。写真は北京・上海間高速鉄道に投入される新型車両CRH380A。

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2010年9月16日、中国経済網は記事「日中韓が米国高速鉄道プロジェクト受注めぐり暗闘=争って融資提供へ」を掲載した。以下はその抄訳。

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今年初頭、米国のオバマ政権は高速鉄道13路線の建設を発表した。財政出動計画から80億ドル(約6870億円)が初期資金として確保されている。カリフォルニアのプロジェクトが最も規模が大きく、総路線長は約1600キロに達する。このビッグプロジェクト獲得に各国はしのぎを削っている。

13日、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事が日本を訪問。東京から大宮まで新幹線に試乗したが、日本側はなんと菅直人首相本人が帯同、積極的にアピールした。シュワルツェネッガー知事も新幹線には高い評価を与えている。また日本国土交通省は、米カリフォルニア州高速鉄道プロジェクト受注のため巨額の融資を実施する用意があるとも表明している。

15日には中国鉄道部の何華武(ホー・ホアウー)総エンジニアもブルームバーグの取材に答え、線路敷設から列車、そして建設費の融資まで含めてパッケージプランを提供する準備があると発言した。

米当局によると、カリフォルニア州のプロジェクトに入札を表明した企業は10社を超えるという。中でも日本と中国、そして韓国はプロジェクトへの融資もセットで提供する意向を示すなど、積極的な売り込み攻勢を続けている。(翻訳・編集/KT)

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