ボンドカーも中国車の時代へ?中国企業、競ってハリウッド映画のスポンサーに―中国紙

Record China    2010年9月6日(月) 21時39分

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5日、法制晩報は記事「ハリウッドに進出した中国企業スポンサー=ジェームズ・ボンドも中国車に乗る?」を掲載した。世界にアピールしたい中国企業と資金を確保したいハリウッドとの利害が一致、提携が進んでいる。写真はMeters bonweの店舗。

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2010年9月5日、法制晩報は記事「ハリウッドに進出した中国企業スポンサー=ジェームズ・ボンドも中国車に乗る?」を掲載した。以下はその抄訳。

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世界的に大ヒットしたハリウッド映画「アイアンマン2」。劇中、スカーレット・ヨハンソン演じる女スパイ「ブラック・ウィドー」が着ているコートは、実は中国ブランドのもの。中国企業・森馬服飾はこの大作のスポンサーとなった。

今や中国企業がハリウッド映画のスポンサーになるのは珍しいことではない。昨年のヒット映画「トランスフォーマー2」では、街中のシーンで中国衣料品メーカー・Meters bonweの広告がでかでかと映し出されていた。森馬服飾のスポンサー契約を仲介した企業は、今後もハリウッド映画との提携を積極的に推進すると表明。最終目標は人気映画シリーズ「007」のボンドカーを中国車にすることだという。

ハリウッド映画のスポンサーになることは、中国企業にとって世界にアピールする絶好のチャンス。一方で米国市場の観客動員数が頭打ちとなるなか、ハリウッド側も新たな市場と資金確保の機会をうかがっている。ロサンゼルスのある映画制作会社は、中国のあらゆる業界はハリウッドにとっての「金鉱」だと話す。「わたしたちが(金融危機によって)受けた打撃は小さなものではありません。生き残ろうとするならば、今までの枠組を越えた発想が必要なのです」と中国との提携の意義を話している。(翻訳・編集/KT)

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