化学工場40万か所の徹底調査に乗り出す、相次ぐ汚染事故受け―中国

Record China    2010年9月4日(土) 9時33分

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2日、中国環境保護部(省)は化学工場から有害物質が河川や湖に流出する事故が相次いだことを受け、全国規模で徹底調査を開始した。写真は山西省太原市内の化学工場。

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2010年9月2日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)によると、中国環境保護部(省)は化学工場から有害物質が河川や湖に流出する事故が相次いだことを受け、全国規模で徹底調査を開始した。

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記事によると、調査期間は今月1日から11月末までの2か月間で、全国40万か所の化学工場が対象。中国ではここ2か月の間に化学工場の流出事故が相次ぎ、河川や湖が深刻な汚染被害を受けている。事態を重く見た当局が再発防止のため、徹底調査に乗り出した形だ。

中国国土環境空間治水学会の周生成(ジョウ・ションチョン)秘書長は今回の大規模調査について、「中国が汚染問題に真剣に取り組んでいる証拠」と評価。また、同部の張力軍(ジャン・リージュン)副部長は「相次ぐ事故は、経済の急速な発展の過程で環境安全を軽視した結果」と指摘している。(翻訳・編集/NN)

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