日本のお店は中国人観光客需要にほくほく、マナー違反に苦慮―華字紙

Record China    2010年8月28日(土) 18時21分

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27日、日本華字紙・中文導報は、急速に増加した中華圏から日本への旅行客が、その行動とマナーで問題を起こすケースが増えていると報じた。トイレの水を流さない、勝手に商品の包装を開けてしまうなどのトラブルが目立つという。写真は京都。

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2010年8月27日、日本華字紙・中文導報は、急速に増加した中華圏から日本への旅行客が、その行動とマナーで問題を起こすケースが増えていると報じた。

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嵯峨嵐山地域(京都市右京、西京区)の商業団体は中国人の生活習慣を学ぶ学習会を始めた。会では中国人留学生が重要な役割を果たしているという。また、京都市右京区では、地方自治体が主催する研究会が開催された。中国や台湾の留学生に参加してもらい、相互理解の方法を模索している。

嵐山の学習会を主催する「嵯峨嵐山おもてなしビジョン推進協議会」によると、今年2月ごろから中国本土の観光客が増えてきたという。多くの店では客の大半が中国人。しかし、習慣やマナーの違いで悩む店は多い。

主要な悩みの一つがトイレの使い方。ちゃんと流さずに掃除が大変だという。また、許しを得ずに個人宅を撮影したり、バイキングで1人だけ注文しみんなで食べたり、買わないうちから商品の包装を開けてしまうケースもあるという。

こうしたケースを一つ一つ留学生が説明。中国にはトイレに紙を流してはいけない地域がある、日本の便座に慣れていない、中国では展示してある商品は見本であることが多いなどなど。こうした意見をもとにハンドブックを作成、各店舗に配布した。(翻訳・編集/KT)

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